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財団からのお知らせ
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財団からのお知らせ

<年頭に際して>

新年あけましておめでとうございます。

人類の健康はこの一年でどれほど改善されたでしょうか?製薬を含めた医療技術の進歩や健康志向のライフスタイルの普及のおかげで先進国の平均寿命が毎年伸びる一方、発展途上国を中心に大多数の人々は生死にかかわる感染症の恐怖にさらされており、犠牲者の数は毎年想像を絶するものがあります。
また、人類と細菌の戦いは際限なく続き、いつ新しい感染症が地球規模で発生し、パンデミックが引き起こされるかわかりません。感染症治療の特効薬であるべき抗生物質が効きにくくなる薬剤耐性菌の問題もあります。

パスツール研究所のネットワークは5大陸、26か国、32か所に存在しており、各地で人類の健康のため日夜疾病の予防と治療に挑戦しています。私たち日本パスツール財団もパスツール国際ネットワークの一員として、その理念に基づき、細菌との戦いに貢献することを目的としておりますが、私たちの持てる力は極めて限られております。

こうした中、2019年の活動の白眉は懸案のポスドク派遣事業を再開できたことです。 在日フランス大使館、パスツール研究所と当財団の3者共同出資で日本から毎年ポスドク一名を2年間の予定でフランスに派遣するプログラムです。ポスドク一名の滞在費は年間約9百万円なので毎年継続して実行するためには一年に18百万円を要することになります。

私たちの活動資金は100%寄付に依存しておりますのでファンドレイジングは常に喫緊の問題であり、新たな資金源の発掘やファンドレイジング・パーテイの開催など地道な努力を求められております。皆様の変わらぬご協力とご支援をお願いする次第です。

代表理事 渡辺 昌俊

令和2年 元旦
一般財団法人 日本パスツール財団
代表理事 渡辺 昌俊