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日本パスツール財団について
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日本パスツール財団について

日本パスツール財団理事長からのご挨拶

現下の世界的な公衆衛生上の危機は、科学研究が盛んな国同士での国境を越えた協力が、グローバルな疾患の蔓延に対応するために必須のものであることを痛烈に示しています。とりわけCOVID-19 の流行に際しましては、私どもパスツール研究所が世界の保健衛生のために極めて重要な役割を果たしてきたものと確信しております。しかしながら、世界市民の健康に役立つよう、グローバルに保健衛生の諸課題に対応して行くためには、どんな組織も単独では成果を挙げることができません。その意味で、資源の集中と研究成果の効率的な分配を通じて、学術界及び産業界双方の皆さまとの国際協力を進めることが、正に必須になっているものと認識しております。

そこで日本の皆さまにご理解いただきたいことは、日本パスツール財団をご支援いただくことは同時に、皆さま自身にとりましても大変有益になるという事実です。

日本パスツール財団、パスツール研究所、在日フランス大使館の三者協力による初めてのポスドク奨学生募集が2019年に行われ、その結果、筑波大学で博士号を取得した Perpétue Vincent 氏をパスツール研究所の島川祐輔博士のグループへ派遣することができました。同氏は、B 型肝炎の迅速検査のための研究に従事する予定です。

パスツール研究所はまた、2018 年以来ふたつの国際共同研究室を京都大学ならびに東京大学との間に設けております。これらの将来有望な研究室からは、デング熱の感染に関わる重要な学術出版などがなされていることからも、その提携の成果が現れていることがわかります。

皆様からの温かいご寄付や様々なイベントへのご協力に支えられて、日本パスツール財団とパスツール研究所は、日本とアジア地域において学術界及び産業界双方との更なる提携を進めたく存じております。パスツール研究所は既に、免疫学や医療イメージングの分野でいくつかの日本企業ととても重要な提携関係にありますが、今後とも、双方にとって共通の長期的かつ戦略的な関係を日本の企業各社様と築いていけたらと考えております。そして、このロードマップにおいて私は、将来日本パスツール財団が鍵としての役割を果たすようになることを心に描いております。

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2020年6月
Dr. イザベル・ビュクル
パスツール研究所副所長
日本パスツール財団理事長