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日仏セミナー「これからの微生物学」(11/12)のお知らせ

微生物はかつて考えられていた様なものではありません。特に細菌は豊富な多様性を有し、薬剤耐性の獲得のメカニズムに至っては多くの戦略を持ち合わせています。さらに、病原性を持つというより、むしろ人類にとって有益であることが最近の研究で明らかになってまいりました。これらの研究を通じ、我々の健康に欠かすことのできない細菌に関して、数々の事象が新しく発見されております。

パスツール研究所は、1887年の設立以来130年以上にわたり、基礎研究と応用、教育、公衆衛生の向上を使命として、特に感染症の分野で人類の健康に貢献してまいりました。

長年にわたりパスツール研究所で研究に従事されたパスカル・コサール博士は世界的に有名な微生物学者でありますが、近著“La nouvelle microbiologie”(邦題「これからの微生物学」)が本年3月に日本で出版されたのを機に当地に招聘し、下記の要領で講演会・シンポジウムを開催する運びとなりました。この機会に、同博士の専門分野でもあり、パスツール研究所の戦略的研究分野でもある「薬剤耐性」をテーマとして、その克服のための世界連携に向けて議論を重ね、若手研究者の啓発の場になればと考えております。ご興味のある方は、是非ご参加ください。

  • 学術集会名:日仏セミナー「これからの微生物学」―我々は微生物といかに付き合うべきか―
  • 主催者:一般財団法人日本パスツール財団、国立国際医療研究センター(NCGM) 共催
  • 後援:在日フランス大使館科学技術部(予定)、パスツール研究所
  • 開催日時:2019年11月12日(火)14時~17時50分
  • 開催場所:国立国際医療研究センター 研修棟5階 大会議室
    〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
    ※同研修棟地下1階レストラン「ビアンモール」にて18時から19時30分まで懇親会も予定しております。講師の方々も出席されます。
  • 使用言語:日英同時通訳
  • 参加者数:120名
  • 参加費:セミナー無料(ただし事前申込要)。懇親会2000円。当財団HPのイベント申込欄よりお申込みください。
    ⇒http://zaidan.pasteur.jp/apply/event.php

または、下記のボタンから参加申込フォームに直接ご入力の上、ご送信ください。

プログラム

開会挨拶
14時00分~14時10分 國土 典宏 博士(国立国際医療研究センター(NCGM) 理事長)
基調講演
14時10分~15時10分 “病原菌リステリアと歩む「これからの微生物学」”
パスカル・コサール 教授(パスツール研究所 特別クラス教授/細菌・細胞相互作用研究ユニット長)
休憩
15時10分~15時30分
講演2
15時30分~16時10分 “我が国の医療分野における薬剤耐性(AMR)の状況と対策”
大曲 貴夫 博士(NCGM国際感染症センター長/AMR臨床リファレンスセンター長/総合感染症科長)
講演3
16時10分~16時50分 “動物分野と医療分野の薬剤耐性(AMR)の問題のつながり-ワンヘルスの観 点から-”
臼井 優 博士(酪農学園大学獣医学群獣医学類衛生・環境学分野食品衛生学ユニット 准教授)
パネル・ディスカッション
16時50分~17時40分 テーマ「薬剤耐性(AMR)克服のための世界連携」
モデレーター:渡邉 治雄 博士 (国際医療福祉大学大学院 教授)
パネリスト:パスカル・コサール 教授、大曲 貴夫 博士、臼井 優 博士
閉会挨拶
17時40分~17時50分 狩野 繁之 博士(NCGM研究所熱帯医学・マラリア研究部 部長/ラオス国立パスツール研究所 寄生虫学研究室 室長)
<パスカル・コサール教授略歴> パスツール研究所特別クラス教授、細菌・細胞相互作用研究ユニット長。リステリア菌研究の世界的権威で細胞微生物学のパイオニアの一人。ロベルト・コッホ賞を始め受賞多数。フランス科学アカデミー恒久書記。 著書「これからの微生物学」(みすず書房2019年3月刊)にて、細菌は病原菌と同義語ではなく、人類に不可欠の友であることを示し、微生物学の新しい概念と将来に向けての展望を考察している。

Franco-Japanese Seminar “The New Microbiology”

OUTLINE

  • Title:Franco-Japanese Seminar “The New Microbiology”
    ―How human beings should keep symbiotic relationships with microbes?―
  • Co-organizers:Fondation Pasteur Japon and National Center for Global Health and Medicine (NCGM)
  • Patronage:The Embassy of France in Japan (to be confirmed), Institut Pasteur
  • Date:Tuesday 12th November 2019 from 14:00 to 17:50
  • Place:NCGM Training Center Bldg. 5th floor, Grand Conference Room (Toyama 1-21-1, Shinjuku-ku, Tokyo162-8655)
    ※From 18:00 to 19:30, a cocktail will be held at the Restaurant “Bienmall” B1F of the same building.
  • Languages:English and Japanese (simultaneous translation)
  • Participants:120 people
  • Entry Fee:Seminar: Free (Application required)
    Cocktail: 2000 yen
    Please make your entry by downloading the Application Form
    ⇒http://zaidan.pasteur.jp/apply/event.php

Or, please send your application from the below link for Online Application Form.

Program

14:00-14:10
Opening speech
by Dr. N. Kokudo, President of NCGM
14:10-15:10
Keynote speech “A trip in The New Microbiology with the bactrerial pathogen Listeria monocytogenes”
by Prof. P. Cossart, Institut Pasteur
15:10-15:30
Pause
15:30-16:10
Speech “The present situation and the remedies of AMR in Japan”
by Dr. N. Ohmagari, Director, Clinical Reference Center of AMR
16:10-16:50
Speech “AMR from the viewpoint of One Health -Link between human beings and animals-“
by Dr. M. Usui, Assoc. Prof., Rakuno Gakuen University of Health and Welfare
16:50-17:40
Panel discussion “Worldwide collaboration to overcome AMR”
Moderator: Dr. H. Watanabe, Prof., International University of Health and Welfare
Panelists: Prof. P. Cossart, Dr. N. Ohmagari, Dr. M. Usui
17:40-17:50
Closing remarks by Dr. S. Kano, NCGM & Insitut Pasteur du Laos
<Profile of Prof. Pascale Cossart> Professor of exceptional class at the Institut Pasteur. heading the “Bacteria-Cell Interactions” Unit. One of the world authorities in the research of the bacterium Listeria monocytogenes and a pioneer in Cellular Microbiology. Laureate of the Robert Koch Prize (2007) and many other awards. Perpetual Secretary of French Science Academy since 2016. Author of “The New Microbiology” which reveals that microbes are no more synonym of pathogen but indispensable friends of human-beings and proposes a new concept of microbiology and future prospects.